議事録AIの基礎6分で読めます

Teamsの文字起こしと議事録 — 使える条件とできないときの原因

3段に重なった円形の台の上に、小さな吹き出しが1つ載っているイラスト

Teamsには文字起こし・録画・要約の3つの記録機能があり、それぞれ使うための条件が違います。必要な条件、記録の保存先と取り出せる人、ボタンが出ないときの確認点を順に整理しました。Teamsの文字起こしでは記録が残らない場面の補い方もまとめています。

Teamsには会議を記録する機能が3つある

Teamsで会議を記録する機能は3つに分かれています。発言をテキストにする文字起こし、映像を残す録画、AIが要点とタスクをまとめる要約です。文字起こしは会議中に画面へ表示され、話した人の名前とタイムスタンプが付きます。

録画は映像のファイルとして残ります。文字起こしをオンにして録画すると、映像と一緒にトランスクリプト(文字起こしのテキスト)が保存されます。文字起こしがオフのままだと録画だけが残り、トランスクリプトは保存されません。

要約はAIがメモやタスクをまとめる機能で、使うには文字起こしをオンにしておく必要があります。文字起こしと録画は有料プランに含まれますが、要約の利用には追加のライセンスが必要です。なお、会議中のライブキャプションは保存されません。

Teamsの記録機能の3つ文字起こしは、発言のテキストと話者名・タイムスタンプが残る。有料の法人向けプランに含まれ、開催者のOneDrive(チャネル会議はSharePoint)に保存される。録画は会議の映像が残り、同じく有料の法人向けプランに含まれ、文字起こしと並んで残る(文字起こしがオフなら録画だけ)。要約はAIメモ・AI推奨タスク・チャプターなどが残り、Teams PremiumまたはMicrosoft Copilotライセンスが要る。文字起こしがオンのときに作られ、録画がないと話者・チャプターは付かない。ライブキャプションは保存されない。2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく。文字起こし残るもの発言のテキスト話者名・タイムスタンプ要るもの有料の法人向けプラン(Teams Essentialsなど)保存先開催者のOneDrive(チャネル会議はSharePoint)録画残るもの会議の映像要るもの有料の法人向けプラン(文字起こしと同じ)保存先文字起こしと並んで残る(文字起こしがオフなら録画だけ)要約残るものAIメモ・AI推奨タスクチャプターなど要るものTeams Premium またはMicrosoft Copilotライセンス前提文字起こしがオンのときに作られる。録画がないと話者・チャプターは付かないライブキャプション(画面に流れる字幕)は保存されません2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく
Teamsの記録は文字起こし・録画・要約の3つ。残るもの・要るもの・保存先が機能ごとに違う

文字起こしを使うのに必要なプランと設定

無料版のTeamsの紹介ページには文字起こしの記載がなく、法人向けプランの比較表では、Teams Essentials・Microsoft 365 Business Basic などの有料の法人向けプランに「会議のレコーディングと文字起こし」が含まれています。日本語にも対応しています。

会社のアカウントでは、プランに含まれていても、社内のTeams管理者が文字起こしを使えない設定にしていることがあります。文字起こしを使うには、会議の開催者と文字起こしを始める人の両方に、この機能が許可されている必要があります。

要約を利用するには、これらに加えて Teams Premium または Microsoft Copilot ライセンスが必要です。プランやライセンスの内容は変わることがあるため、この記事では2026年9月時点の条件を記載しています。

Teamsの文字起こしを使うには何が要るか無料版は、公式ページに文字起こしの記載がなく、使えるかどうかは明記されていない。有料の法人向けプラン(Teams Essentials・Microsoft 365 Business Basic など)では、文字起こしと録画が使える。これにTeams PremiumまたはMicrosoft Copilotライセンスを足すと要約が使える。翻訳は開催者がTeams Premiumを持つときに使える。組織のアカウントでは、管理者の設定で止められていることがある。2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく。無料版使えるもの公式ページに文字起こしの記載がなく、使えるかどうかは明記されていない有料の法人向けプランTeams Essentials・Microsoft 365Business Basic など使えるもの文字起こし・録画+Teams Premiumまたは MicrosoftCopilot ライセンス使えるもの要約(翻訳は Teams Premiumの開催者のとき)組織のアカウントでは、管理者の設定で止められていることがあります2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく
無料版・有料の法人向けプラン・追加ライセンスで、何が使えるか

トランスクリプトはどこに保存され、誰がダウンロードできるか

会議のあとに文字起こしを読み返すときは、予定表から該当の会議を開くか、チャットの「要約」タブを開きます。会議中に文字起こしを始められるのは、開催者・共同開催者・発表者です。始められる人の範囲は、開催者が「開催者と共同開催者のみ」「発表者も」「なし」から選べます。文字起こしを始めると、参加者全員に文字起こし中であることが通知されます。

トランスクリプトは会議の開催者の OneDrive に保存されます(チャネルの会議は SharePoint)。ファイル(.docx または .vtt)のダウンロードは、既定では開催者と共同開催者だけができます。管理者の設定で、他の参加者にも許可できます。削除できるのも開催者と共同開催者です。

会議中の文字起こし表示はデスクトップ版のTeamsだけに対応し、スマートフォンのアプリでは会議のあとに読めます。

文字起こしできない・ボタンが出ないときの原因

文字起こしのボタンが出ない、押しても始まらないときは、原因によって直し方が変わります。原因は、自分の参加のしかた・開催者の設定・管理者の設定のどれかにあります。

ゲストとして参加している人、開催者とは別の会社のアカウントで参加している人、匿名の参加者は、文字起こしを始められません。取引先が開催する会議で自分側から開始できないのはこのためで、開催者側に操作してもらう必要があります。

自分の会社が開催する会議なのに始められないときは、開催者の設定を確認してください。文字起こしが「なし」になっているか、始められる役割が開催者と共同開催者に限定されていることが考えられます。開催者が会議の設定で Copilot をオフにしていると、録画と文字起こしも一緒に使えなくなります。それでも始められない場合は、会社の設定で会議や通話の文字起こしが許可されていない可能性があるため、管理者に確認してください。

文字起こしできないときの原因と、誰が動けば直るか自分で直せるもの: 自分の役割を確かめる(開始できるのは開催者・共同開催者・発表者)、デスクトップ版で参加する(ライブの文字起こしはデスクトップ版だけ)。開催者に頼むもの: 開催者が文字起こしを「なし」にしている、開始できる役割が開催者・共同開催者だけに絞られている、会議のCopilotをオフにすると録画・文字起こしもオフになる、ゲスト・別組織・匿名の参加者は開始できないので開催者に始めてもらう。管理者に確認するもの: 会議・通話の文字起こしがポリシーで許可されていない。2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく。自分で直せる自分の役割を確かめる開始できるのは開催者・共同開催者・発表者デスクトップ版で参加ライブの文字起こしはデスクトップ版だけ開催者に頼む設定が「なし」開催者が文字起こしを「なし」にしている役割が限定されている開催者・共同開催者だけに絞られているCopilotがオフ会議のCopilotをオフにすると録画・文字起こしもオフになる自分が別組織の参加者ゲスト・別組織・匿名は開始できず、開催者に始めてもらう管理者に確認文字起こしのポリシー会議・通話の文字起こしが許可されていない2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく
文字起こしできないときの原因を、自分で直せる・開催者に頼む・管理者に確認の3つに分ける

相手に伝えたうえで、このサイトで提供しているMeetMateを使えば、取引先主催のTeams会議や対面の打ち合わせも自分の手元に記録を残せます。

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Teamsの文字起こしでは記録が残らない3つの場面

Teamsの文字起こしは、開催者が始めて、開催者の手元に保存される仕組みです。自分が開催する会議なら不便はありませんが、次の3つの場面では記録が手元に残りません。

1つ目は、取引先が開催するTeams会議に参加したときです。自分は文字起こしを始められず、開催者が始めて共有してくれない限り、記録は手元に残りません。

2つ目は、対面の打ち合わせです。Teamsの会議を開かない場面なので文字起こしは使えず、手書きのメモか別の録音アプリに頼ることになります。

3つ目は、記録の置き場所が分かれることです。同じ取引先でも、Web会議の記録はTeamsに、対面の記録はメモや別のアプリにと、保存先が2か所に分かれます。あとから「前回どこまで話したか」を確かめるときに、両方を探すことになります。

MeetMateは、この3つを1つの形で解消します。Web会議でも対面でも、相手に伝えたうえで自分側から記録を始められ、同じ相手の記録は1つのグループにまとまります。

取引先が開催するTeams会議の音声をMeetMateに取り込むには、パソコンの環境に条件があります。Web会議の音声をMeetMateで取り込めるのは、パソコンのChromeまたはEdgeです。Windowsでは、アプリ版のTeamsでも「画面全体」を選び「システム音声を共有」にチェックを入れれば取り込めます。Macではアプリの音声を取り込めないため、ブラウザ版のTeamsで「このタブ」と「タブの音声を共有」を選びます。

Teamsの文字起こしでは記録が残らない場面とMeetMateでできることTeamsの文字起こしでは、記録が開催者のOneDriveに残り、取引先主催では自分側から開始できないが、MeetMateなら相手に伝えたうえで自分の画面の音声を取り込み、自分の手元に残る。Teamsの会議を立ち上げない対面の打ち合わせでは使えないが、MeetMateなら対面でも「録音を開始」で記録が始まる。同じ相手の記録がTeamsと対面で分かれるが、MeetMateなら相手ごとに1か所にまとまり、持ち越し課題を開ける。音声の取り込みはPCのChromeまたはEdgeで、Windowsは「画面全体」と「システム音声を共有」でアプリ版のTeamsも取り込め、Macはブラウザで開いて「このタブ」を選ぶ。Teamsの内容は2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく。Teamsの文字起こしではMeetMateなら記録が開催者のOneDriveに残る(取引先主催では、自分側から開始できない)相手に伝えたうえで、自分の画面の音声を取り込み、自分の手元に残るTeamsの会議を立ち上げない対面の打ち合わせでは使えない対面でも「録音を開始」で記録が始まる同じ相手の記録が、Teamsと対面で分かれる相手ごとに1か所にまとまり、持ち越し課題を開ける音声の取り込み: PCのChrome/Edge。Windowsは「画面全体」+「システム音声を共有」でアプリ版のTeamsも取り込めます。Macはアプリの音声を取り込めないため、ブラウザでTeamsを開いて「このタブ」を選びます。Teamsの内容は2026年9月時点のMicrosoftの案内にもとづく
Teamsの文字起こしでは記録が残らない場面と、MeetMateで同じ場面がどうなるか

MeetMateで打ち合わせを記録する

MeetMateは、打ち合わせの最中に話の内容を整理して画面に表示するサービスです。パソコンで開いた画面の左側に「いま議論していること」「決まりつつあること」「まだ決まっていないこと」が並びます。内容は話の進みに合わせて更新されます。

打ち合わせの相手を設定しておくと、前回からの持ち越し課題を打ち合わせ中に開けます。終わったあとは決定事項とタスクの下書きが自動で作られます。議事録は自動では生成されず、ボタンを押したときに作られます。パソコンのブラウザで使えるので、アプリのインストールは要りません。

対面では1本のマイクで複数の人の声を拾うので、部屋や席の位置によって聞き取れる範囲が変わります。録音した音声はサーバーに送られず、MeetMateの中には残りません。手元に残したいときは、終了時に「録音を保存して終了(mp4)」を選ぶと端末に保存されます。文字起こしや議事録などの記録はクラウドに保管され、AIの処理には外部のAI事業者のAPIを利用しています。詳しい扱いはプライバシーポリシーに記載しています。

打ち合わせ中の画面。上部に話題の帯が並び、左側は要約のタブが開いて「いま議論していること」「決まりつつあること」「まだ決まっていないこと」の3区分に分かれ、右側にAIの提案、下に話者ごとの文字起こしが流れている
サンプルデータによる画面イメージ

打ち合わせ中の要約や、前回からの持ち越し課題が見える画面を、無料トライアルで試せます。

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TeamsとMeetMateの組み合わせ方

Teamsはそのまま使い、足りないところだけMeetMateで補うこともできます。やり方は3通りです。

1つ目は、Web会議はTeamsの文字起こしのまま使い、対面の打ち合わせだけMeetMateで記録する方法です。

2つ目は、Teamsの会議の音声をMeetMateに取り込む方法です。手順はWindowsとMacで違います。「Teamsの文字起こしでは記録が残らない3つの場面」の章にまとめています。

3つ目は、Teamsのトランスクリプトのテキストを貼り付けて取り込む方法です。Web会議はこれまでどおりTeamsで記録し、テキストの保存場所だけをMeetMateにまとめられます。どの方法でも同じ相手の記録が1か所に集まり、前回の経緯を次回の打ち合わせに引き継げます。

TeamsとMeetMateの組み合わせ方1つ目は対面の打ち合わせだけ記録を足す。Web会議はTeamsで足りていて訪問や来客が多い人に向き、対面の打ち合わせだけMeetMateで記録して相手ごとにまとめて残す。2つ目はWeb会議の音声を取り込む。取引先が主催するTeams会議が多い人に向き、Windowsは「画面全体」と「システム音声」を選び、MacはブラウザでTeamsを開いて「このタブ」を選ぶ。相手に伝えてから始める。3つ目はトランスクリプトを貼って1か所に集める。Web会議はTeamsのままでよいが記録の置き場所を揃えたい人に向き、Teamsのトランスクリプトのテキストを貼り付けて取り込む。MeetMateを足す対面の打ち合わせだけ記録を足す向いている人Web会議はTeamsで足りていて、訪問や来客が多い人やること対面の打ち合わせだけMeetMateで記録し、相手ごとにまとめて残しますMeetMateを足すWeb会議の音声を取り込む向いている人取引先が主催するTeams会議が多い人やることWindowsは「画面全体」+「システム音声」を選ぶ。MacはブラウザでTeamsを開き「このタブ」。相手に伝えてからMeetMateを足すトランスクリプトを貼って1か所に集める向いている人Web会議はTeamsのままでよいが、記録の置き場所を揃えたい人やることTeamsのトランスクリプトのテキストを貼り付けて取り込みます
Teamsはそのままに、足りないところだけ足す3通り

この記事を書いた人

執筆者の松田慎二

松田 慎二

中小企業診断士 / 株式会社グレジャー 代表

支援先や自社の打ち合わせで、記録が残らない・後から探せないことに困り続けた結果、MeetMateを作りました。コラムは実際に自分が使っているものとして書いています。

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取引先主催のTeams会議や対面の打ち合わせが多い方は、まず1回MeetMateで記録してみてください。